スバルでも検査員問題

たぶん、この手のコトって自動車業界に限らず、いろいろな業界に広く存在していることなのだと思う。

 

ルール上ダメとされているけれども、運用上「まぁいいか」みたいなところがあって、これを許せないと感じる人がリークしたのが、今回の一連の出来事の始まりのような気がする。

 

別にそれを良しとしているわけではないけれど、現状を改めて考え直す転機となればいいなぁって。

 

 

そもそも車検って、人の五感で判断するものと機械で測定した結果で判断するものに分かれていたはず。

この五感の部分においては、検査員が有資格者であることに意味を見出すことはできるけれども、機械測定の部分に関しては検査数値が正常範囲に収まっているかどうかの判断なのだから検査員が有資格者である必要性がないはず。

一部報道による日産の件では、機械測定の結果について有資格者が判断していなかったということだった。

この報道が事実なのであれば、この数値確認に検査員の資格の有無を問う仕組みがおかしいし、それを是認するのであれば機械測定の結果の信ぴょう性を疑わざるを得ないことになるはず。

 

結果的にこの件についてツッコミすぎると、誰もが喜べない事態に陥ってしまうような・・・

 

 

しかし、このどうでもいいようなこと(怒られるか?)の代償に、スバルでリコール30万台だって。

 

これじゃ、給料上げられないよ。