『仮想通貨とブロックチェーン』を読んでみた

書店で見かけたときに、仕組みや解説の類の本かと思い購入。

読み進めると、成り立ちや未来を俯瞰したような内容だった。

かと言って、内容的に残念なものではなく、かなり興味深く引き込まれるものだった。

 

1.貨幣の存在

 1)貨幣が存在することによって力(暴力や権力)の支配から逃れられる側面がある。

 2)コミュニティの周縁で利用されることにより交易の利便性を図るとともに、コミュニティ内に経済原理を持ち込まないための手段。

2.ビットコインはブロックチェーンの関係

 ビットコインはブロックチェーンの技術によって実現されているが、ブロックチェーンがビットコインの専用技術ではない。

3.ブロックチェーンの未来

 正当性を証明する技術として幅広い分野での応用が期待されている。

4.仮想通貨とソブリン通貨

 仮想通貨が浸透した場合、既存の銀行の存在の必要性が問われる可能性があるため、国家の運営に影響を及ぼす可能性がある。

 

 

私的なメモとして記録。