夏休み5日目
朝、再度温泉にチャレンジ。
まだまだ激痛。
昨日とは違うフロアの風呂だった。
昨日チェックイン時にボールペン付きでアンケートの記載を頼まれていたので、メチャクチャ褒めちぎって投稿。あの値段でこの宿に宿泊はありがたかった。
荷物をまとめて出発することに。
フロントで手続き後、やはりポーターさんが荷物の運搬&お見送り。
何だか謝りたくなる一夜だった。
どこへ行こう?
お見送りから逃れたところで車を停めて地図を開く。
日程的にもそろそろ折り返しておいた方がいいタイミングだよなと思案。
まぁもう少し進めるかと決定して何も決めずにR8を南下する。
福井駅
車を走らせていると福井駅の看板発見。寄ってみる。
そういえば、2か月前にも来たことを思い出した。R158の山越えで。
そのときはJRの駅に寄っていなかったので散歩してみることに。太陽が皮膚に刺さるような暴力的な快晴だった。
駅前に車を停めて駅舎方面に歩くと、ガラス張りの立派な建物に興味を惹かれたので見学に。
1Fー大き目なファッション関係の店。結構スカスカ。
2Fーヘアサロンと学習塾系の店がチラホラ。歩いている人いない。
3F-飲食店とセリア。セリアが入っているエリアがメチャメチャ分かりづらくて、よくこんなところに入居したなと。もしかしたら頼まれて入居したのかと推測。飲食店は開店前。このフロアも人がほとんどいない。
4F-図書館。ここはこども連れ多数で結構にぎわっていた。駅前に図書館ってかなり贅沢。館内も結構贅沢な作り。本にはICタグが張ってあるし、自動貸し出し機があったり、ネット環境が整備されていたりしてお金かけたなぁと。
5Fから上は事務所みたいなので見学はここまで。1Fへ戻る。
どうでもいいことだけど、JRの駅前の1等地に役所関係がこういう施設作っちゃダメだよなと思う。一番集客効率が高い所で税金生まない運用するってどうなの?って。たしかにテナントは入っているけど、ビルのランニングコストを賄うほどの家賃を払っているようには見えなかった。
高架下のスーパーマーケットをのぞいてみる。”へしこ”がここでも売られていた。
”へしこ”って新潟にも富山にも石川にも売られていたはず。このあたりのソウルフードなのかもしれない。食べてみたかったけど火をおこす気になれなかったのであきらめる。
車を停めた逆側の駅前に出ると福祉施設関係の出店があった。
なぜか売られているぼた餅に心惹かれて購入。微妙に空腹だったのも影響したかもしれない。
フラフラしていると野村證券のおねーさまがティッシュ配りをさせられていた。どうみてもバイトには見えないので新入社員の研修活動の一環かな。めげずにがんばってくれるとウレシイけど。
駅から少し離れたところで非常にレトロな商店街を発見。しかも名称が”新栄商店街”。周辺とのバランスを考えると冗談のようなネーミングに笑った。昭和の時代を感じさせる歴史的な価値はあるかと思うけど、なぜここだけ取り残されているかが不思議。
あまりにも日差しが強いので、そうそうに車に戻りぼた餅を食べた。
久しぶりのぼた餅はとてもおいしく懐かしかった。店で売られているものと違って甘さが抑えられていて小豆の味がはっきり分かってよかった。
ただ、その後しばらくもたれたけど。
R8を進む。海が見えてきたところで道の駅河野があったので休憩。
これでもかという日差しの先に見える海はまぶしかった。
海を見ているとスズメバチがやってきてヒヤリとする。危険を感じたので施設に。
そういえば、ここに来る途中の工事渋滞のとき、車の周りをスズメバチがブンブン飛んでいて怖かったのを思い出した。誘導員の人ってスズメバチだからって逃げられないだろうにどうするんだろう。
この道の駅、景色のほかにはあまりみるところがなく、売店を物色しただけで退散。
途中敦賀駅の案内標識があったけど、心惹かれず直進。
R8は案内標識だと長浜方面を示していた。海沿いを行きたかったのでR8からR27に変更。舞鶴方面を目指すことに。
三方五湖
道の駅ならぬ五湖の駅なるものが出てきたので寄ってみる。
”五湖”ってなんだと地図を見ると、汽水湖らしき湖が5つあった。観光地なのかなと思い情報収集を兼ねて施設へ。
やっぱり景勝地らしいことが分かる。
施設に足湯があるらしいのでのぞくと湯が張られていなかった。よくあることだけど。
ここでぼた餅が消化されたらしく、少しお腹がへってきたので福井の名物らしいソースカツ丼を注文。
まぁソースかつ丼だよね。そのまま。なぜこれが名物なのか分からない。
車に戻りルートを確認する。せっかくなので三方五湖を見てみたいけど、景観が良さそうな有料道路は高そうなのでやめる。その代わり湖の近くを通るR162を選択した。海にも出るみたいだし。
若狭三方縄文博物館
R162を右折。
なぜか”若狭三方縄文博物館”の看板に惹かれて駐車場へ。
古墳らしき建物がその施設らしい。
チョット悩んだけど寄ってみることに。
車を停めるとワタシの他にも数台。こんなところを見学なんてもの好きがいるものだと感心すると、すべて地元ナンバー。職員さんかもしれない。
無料の施設であることを祈りつつ入口へ。甘かった。でもこれも何かの縁かと思い入館することにする。
入っていくと係りの人がビックリしたよう。久しぶりの客だったのかもしれない。
この辺ってラムサール条約に登録されているらしい。日本では釧路湿原ぐらいしか知識がなかったので案内を見ると、日本にも登録地がたくさんあることが分かった。
湿地って真水があるから文明が生まれやすかったらしきことが解説してあった。なるほどと納得する。
館内は結構凝った作り。この手の施設ってイニシャルもランニングもコスト無視してるから運営が心配になる。しかも隣地に新しい施設を作っているようだし。お金あるなぁと感じる。原発のおかげなのか?
舞鶴へ
車に戻りどうするか悩む。16時過ぎているしそろそろ宿の確保をしたほうがよさそうな時間帯。
地図でこのあたりの市街地を探すと”小浜”とあった。
「オバマ大統領就任で盛り上がったあの小浜市だよなぁ?」と興味を惹かれたので行ってみることにする。
よくある地方の寂れた(スマン!)小都市だった。
これといって見どころもなかったので、車を停めて宿を探すとなんだかチョットう~んといった宿が1件だけヒット。
どうしてもそこに宿泊する気が起きなかったので、その先を地図で見ると舞鶴とある。
舞鶴で検索。
多数ヒット。値段も手ごろ。東舞鶴と西舞鶴で悩んだけど、以前フェリーに乗るため東舞鶴に降り立った時はあまりに寂しかったことを思い出したので西舞鶴に絞り、駅に近く駐車場が大きそうな”プラザホテル舞鶴”に決定。時間もかなり遅くなってしまったので、高速に乗って向かった。
たかお温泉光の湯
高速を降りてホテルへ向かう途中立ち寄り湯を発見。ホテルの予約時間に余裕があったので立ち寄ることに。
施設も新しくてキレイそう。値段もそこそこだし。
結構な込み具合。人気の施設のよう。
早速お風呂へ。
昨日よりも幾分痛みが和らいでいるもののまだまだ痛いけど、我慢して湯に浸かる。
お湯が柔らかくいい感じ。
結構長く運転していたのでほっとした。ホテルのユニットバスじゃのんびりできないので、ここと出会ったのはグッドタイミング。とても良いリラックスタイムとなった。
プラザホテル舞鶴
料金の割にはキレイ。よくあるタイプのビジネスホテル。この料金で朝食がつくのはありがたかった。
今晩は時間的にも遅くなったので外食にした。
荷物を整理して外へ。とりあえず駅前に向かう。
まぁここも利用客の数に比べて立派な駅だこと。これだけの建築物が必要な理由がとても見当たらない。あるとすれば立派な建築物を作ること自体が理由なのかな。
時間も遅いし人も少ないので当然飲食店の数も少ないよう。
焼き鳥店をのぞいたら満席。これだけ飲食店が少なければしかたないのかなとも思う。
中華料理 ”北京”
隣の中華料理の店をのぞく。これがまた懐かしさを感じる店で個人的にはクリーンヒット。この店に決定。
メニューを見ると結構良心的な価格設定で安心。とりあえずビールと餃子を注文。
営業時間が気になったのでスマホで調べると朝の5時まで営業しているよう。なんて素敵なお店なんでしょうと感激。
年季の入った店内はとても素敵。メニューの表記は時代を感じさせるものでとても懐かしさを感じさせる。麺類に比べて単品料理の値付けがチョット微妙で興味深い。
ほどなく餃子到着。これがなかなかおいしい。調子が良いのでワンタンメンを追加した。
舞鶴で中華料理を食べるのもいかがなものかと思うけど、良い店に出会うことができて良かった。近所にこんな店があったら通うのにと思わせる店だった。
夜も更けて眠くなってきたかな。
今日は結構濃い一日だった気がする。明日には帰り始めないとかな。