政治とは(希望の党について思う)

政治って、力を再定義するための運用とそのコストかつ配分を決めるものであるから、政党もしくは政治家はその政策についてアピールするのだと思う。

選挙人はそれを聞いてマシなアピールに票を入れるのが選挙かと。

 

けど、前回の都議会選挙もそうだったけど、小池百合子さんの主張ってその政策について聞こえてこないことが不思議(マスコミが流さないだけかも知れないけど)。東京大改革って聞こえの良い掛け声は聞こえてくるけど。

 

都議選の時、都ファの立候補者にマスコミがビジョンを尋ねた時に、明確に回答することができない立候補者たちに票を入れてしまう都民に驚いたけど、今回の希望の党も同じような現象が現れてしまうのではないかと危惧してしまう。

アピールがない・ビジョンがない・政策がない候補者に票を入れるってどういうこと?

 

 

今回の総選挙で右往左往する民進党議員にも幻滅した。そもそも民進党を支持しているわけでないけど、矜持ってものがないのかと問いたくなる。

確かに議員になれなければ、自分の主張もできなくなるけど、自分の食費の確保のために、主張を捨てて(そもそも無いのかも知れないけど)東奔西走する姿は滑稽に見える。

モリカケ問題で首相の資質を問うていた人が、そもそも質問をする資質がなかったという笑えない出来事を作ってしまうような党だから仕方ないのか・・・

 

 

希望の党には、せめて公約の実現に対しての方法について明示して欲しい。そうでなければ選択のための検討材料がなにもないまま選挙になってしまうから。

 

 

でも原発ゼロなんて言ってしまっていいのかなぁ。これって政権を取れると思ってないから出てきたんだろうと思う。そう考えるとチョットズルイよなぁ。