民主主義の限界

テレビをつければ「森友問題」ばかりが報道されている。

これ、みんな興味のあることなのかな?

客観的に観察すると、マスコミが世論を感情的に煽って、

「私たちは皆さんの味方です。だから私たちの媒体を利用してください!」

って、自らを売り込むための道具にしているように見える。

 

また、野党側の主張もパワーゲームに終始してて、

この先の日本のあり方を議論するつもりが全くない

ように見える。

そもそも、議論する能力があるのかどうかもアヤシイけど。

 

前回の都議選の結果を考えれば、マスコミもパワーゲームに終始するプレイヤーも、有権者を感情的に煽れば自分たちに有利なベクトルを作ることができると知っているから現在のような態度に出るのであって、政権に向かって「国民をバカにするな!」と叫ぶことが一番国民をバカにしていることを知りながら止めない風潮を何とかしなければならないのだけれど、何とかするためには選挙で意思表示をするしかなく、ここでウィンストン・チャーチルの言葉が思い起こされる。

 

この、感情に支配される政治を脱却しない限り、民主主義の未来はないはずなのだけど、どうにもならないのは歴史が証明しているのかな?