『血か、死か、無か?』を読んでみた

著者の頭の構造がどうなっているのか知りたい。

まぁ、知ったところで理解できないだろうけど。

 

他のシリーズでもそうだったのだけど、他のシリーズとリンクするという離れ業が今回も出てきた。

あまり本を読む方でもないので分からないけど、他の作家さんでもよくある手法なのかな?

ユニークなものだとしたら、この手法は当たると思う。

あっ!他のシリーズを読んでいるから分かるのであって、読んでない人には分からないサービスだから、新しい顧客を広げることにはならないか・・・

 

物語を読んで、心に響くもなにもないだろうけど、個人的に昔から「正しさ」の定義に興味があって、ひところ流行ったマイケル・サンデルの本にも心惹かれるタイプなのだけど、もう一つしっくりくるものがなくて考え中が継続してた。

けど、今回この本に出合って、すっきりさわやかに解消できたのが嬉しかった。

 

マイケル・サンデルの本ですっきりしなかったのは、人間が考える正しさを追及しているからだったんだなと納得できた(人間が考える人間のためのと言ってもいいかも)。

 

このシリーズを読み進めてきて思うのだけど、だんだん表現が「ついてこられるヤツだけついてこい!」的になってきて、あまり回転の良くない頭を持つワタシにとっては、だんだん読み進めるのに時間がかかるようになってきた。

 

他の人はスイスイ読めるのかな?

羨ましいけど、比較しても意味ないか?