『自己矛盾劇場』を読んでみた

タイトルに惹かれて手に取ってみた。

厚さと文字数の割に高価格。

でも内容は、私にとって高価値だった。

 

この著者の他の著作を調べると、何となくつながりが見えてきて、伝えたいことを様々な視点から表現しているような印象を受ける。

 

そして、興味深いのが、抽象の概念を具体的に表現しようとしていること。

これは、恐らく読者に伝えるための著者の工夫なのだろうけど、だいぶ苦心されたのではないかな。

 

内容が内容だけに、表現すればするほど、まさに自己矛盾に陥りがちになるので。

 

「メタ」と「抽象」この2点が、本書の骨格でしょう。

 

とても面白かったので、他の著作も読んでみようと思う。

 

 

そんなに保釈される時の映像を見たいか?

今、先日麻薬関係で逮捕された芸能人が、保釈されるらしくニュースで流れていた。

 

映像では、その瞬間を捉えようと、マスコミ各社が警察署の前で構えている様子が見て取れたけれど、そもそも視聴者はその映像を見たいのか?

 

保釈されるときの映像を配信することの意味って何?

 

視聴者が、それを望んでいるとでも思っているの?

 

 

何となくだけど、マスコミが被疑者を誤らせたいという意思を感じる。

 

視聴者はそんなことを求めていないけど、マスコミの論理としては「視聴者が被疑者が謝る姿を見たいから、それに応えているのだ」ということなのかな?

 

 

何だか、あまりにも視聴者をバカにしている気がして、気分がすぐれない。

 

まぁ、イヤなら見るなということなのだろうけど。

 

 

それにしても、警察署の前で異様なほどの数のマスコミが陣取っている様子は、異様さを感じる。

 

 

他に、やることはいくらでもあると思うのだけど。

 

 

雫石の水道が止まる件

ニュースでいろいろ煽っているけど、

 

何が問題ですか?

 

 

そこに居る人は承知の上で居るはず。

そこに住んでいるのだから、その地域の実態を調べているはずでしょ。

 

勝手に過疎地に住んで、

「私がここに住むと決めたのだから、行政は水道を引かなければならない!」

なんて意見が通るはずがない。

 

その少数派のために、多くの納税者が負担をすることは道理が通らないはず。

 

確かに、そういう対応をする自治体もあるけど、雫石はそうではなかったってことでしょ?

 

知らなかったからというのかもしれないけど、それならばすべての犯罪者は法律を知らなかったからで許されるはず。

 

それを承知で済んでいるのに、

「何をいまさら」

って思うのだけど。

 

 

 

こう言う意見はマイノリティでしょうか?

 

自由であることに対しての自己責任をはき違えている気がする。

 

 

『天空の矢はどこへ?』を読んでみた

小説という形をとっているけど、エッセイとして読むと非常に面白いな。と、言うのが第一印象だった。

 

人という概念を、予測される未来の環境から捉えた作品とでも言えば良いのかな。

うまく言えないけど。

 

ワタシにとって人間とは(そんな大上段に振りかぶる必要はないのだけど)、生物の一種であって、遺伝子が未来へつながれていくための媒体の一つだと思ってる。

 

なので、人間が生物界の頂点だとか、そんな認識は全くなくて、この本に出てくる

「上」の概念は人間特有のものだし、人間のアイデンティティのひとつと言っても過言ではないと感じている。

 

遺伝子からみれば、人間を含めた有機体って、ただの媒体に過ぎないのだから、人間が言うところの「上」の概念を持ち出すならば、遺伝子は人間より「上」ということだよね。

 

そう考えると、人間がよく議論(議論なのかな?)する題材の「愛」とか「正義」とかって、まったく意味をなさないものだし、上である遺伝子からみたら、滑稽な動き(状態?)なんだろうなって。

 

 

そうなのよ。

個人とか社会とかの概念って、人間が作り上げた幻想に過ぎないのだから、そこにとらわれずに自由にすればいいのさ。

すべての行動は、結局のところ滑稽なのさ。

 

 

とは言いながら、社会の枠にとらわれてしまうのも、人間としてのアイデンティティの一つだよね。

そうした認識を持ってしまうのも、遺伝子の仕業なのだけど。

 

 

なんて、ことを考えてしまった一冊だった。

トランプ大統領の思考回路

以下、何かを調べたとか検証したとかではないので、あしからず。

 

おそらく、彼の一番の興味は自分の人気であって、国家とか国民とかをどのように導くといった本来業務に関することは、あまり興味がないように見受けられる。

 

アメリカのテレビ業界で人気があったということなので、視聴率をとる手法は把握しているのでしょう。

 なので、今の自分の地位を維持するには、どのようなことを言って、どのようなベクトルを示せば、ある一定数の支持を集められるかの感覚には長けているはず。

そもそも、全体からの支持を集めることは不可能だし、考えていないと思う。

大切なのはコアなファンを維持することと、浮動票を確保すること。

 

その結果出てくることは、いかに派手なパフォーマンスをするかにかかっていて、その言動や施策によって実際にどのような影響を及ぼすかは、二の次になってしまうのは周知のとおり。

 

事実、北朝鮮との会談の結果などは、既に興味を失っているはず。

この後、もし想定外のことが起こったとしても、それは官僚の不手際として処理すればいいだろうし、そうするでしょう。

貿易戦争についてもそう。

結果的に、アメリカに被害が及んだとしても、それは官僚の交渉がダメなだけであって、万が一うまくいけば自分の手柄にすることは想像に難くない。

 

 

自分の人気を一定数確保するための手腕については認めることができるし、ある意味日本の政治家も学ぶべきところがあるようにも感じる。

ただ、そのやり方は、テレビを見て喜ぶある一定の知識層や所得層を取り込むやり方であって(日本の野党にも言えることだけど)、この、ある一定の層のボリュームが恐らく一番多いので効率的なのだと思う。

 

批判を承知で言うならば、残念ながらこの一番のボリューム層は、生産的ではなく効率的でもない場合が多いように観察される。

 

当然、そういった層の支持によって、大統領という職についているのであれば、でてくる施策は、しかるべき施策になってしまうのは言うまでもない。

 

結局、チャーチルの言うところにつながってしまうのだけど、これが民主主義なのだとすれば、あきらめなくてなならないのでしょう。

 

ただ、この仮説が有効だとすれば、トランプ大統領の思考回路は決して意味不明なものでなく、すべてが自分の人気取り&ある一定層のポピュリズムに繋がっていると考えることができるので、この先の言動や指向がある程度予測できるのかも知れない。

 

 

なんてことを考えてみた。

『働き方完全無双』を読んでみた

日本人って「べき論」に囚われた行動をしがちだから、そこを原点に立ち返って本来自分はどうしたいのかを、そのためにはどうしたらいいのかを、今一度考えた方がいいのではという提案がちりばめられていた。

 

著者自身が朴訥な人だから(ワタシの印象)、表現に言葉が足りないところがあるけど、本筋を衝いているところは面白かった。

 

コワイのは、こういう本当のことを表現してしまう人って、何らかの理由で何故か逮捕されるということ。

まぁ、本人は今日本にいないので、そんな心配はいらないのだろうけど。

もしかしたら、身の危険を感じて、海外にいるのかな?

 

面白かったところ(ワタシのメモ)

・オブジー

・Googleの採用

キューバ

マーライオン

・日本のホテルが安い

バーニングマン

 

よく、非正規雇用の雇止めや高プロが問題視されているけど、そもそも問題となるような働き方をさせる会社なんて、とっとと辞めるべきだと思うのだけど、なんでそれが問題になるのかが不思議。

非正規の雇止めなんて、そんな会社を信用してしまった自分のミスだと思うのだけど。

だいたい、そんなことをする会社に留まること自体が問題なのではないのかなぁ?